これからシェアハウスやゲストハウスを始めたいと思っている人絶対に読んでもらいたい。

こんにちは!ひさしぶりの更新になります。

今回は自分でもシェアハウスを始めてみたい!

運営してみたい!

ルームシェアや民泊を始めてみたい!

という人向けに、私が2年間シェアハウスを運営して学んだことや気づいたことを書いてみました。

もし何かしらの参考になれば幸いです。

1.シェアハウスに適した物件とは?

シェアハウスを運営するにあたってまず最初にやらなければならないことが物件選びですよね。

ここは誰もが悩むところだと思います。

私の場合は空き家を活用するというコンセプトがあったため、あまり物件を選ぶということをしなかったのですが、もし物件選びが可能で、なおかつ資金に余裕があれば人が集まりやすい都市部で物件を選ぶのが無難だと思います。

もちろん人の集まる都市部でなければ絶対にシェアハウスが成り立たないというわけではありません。

しかし、現在は日本の一部の自治体を除いて地方都市の人口はどんどん減少しています。

つまりこれからはさらに空き家が増えていくということが予想されています。

そのような状況で、何の考えもなしにシェアハウスを開いても人は集まりにくいでしょう。

むしろ都市部でもライバルが多く難しいかもしれません。

また、最近は都市部では大手の不動産などが内装や設備の豪華なシェアハウスを次々と展開しているので、個人のシェアハウスではハード面(設備や広さ)ではなかなか太刀打ちできないと思います。

これからシェアハウスを運営しようとしている人は何かしらの明確なコンセプトを持って独自性を打ち出し、そのシェアハウスならではのコンテンツを考えてから始めるほうがよいでしょう。

そしてそのコンセプトやコンテンツが実現可能な立地を選ぶのが大切でしょう。

ここがうまくマッチすれば都市部だけでなく、田舎でもシェアハウスを運営していくことが可能になると思います。

現にただの住居である家にその土地ならではの付加価値を付けることによって限界集落でも運営に成功しているシェアハウスやゲストハウスなどもありますね。

この辺はアイデア勝負だと思うので、いろいろなシェアハウスを見学したりしてコンセプトやコンテンツを考えてみるといいと思います。

そうすれば自然と考えた内容に合った物件を選ぶことができると思います。

2.初期投資はいくらかかるの?

何を始めるにあたってもまず壁に当たるのがお金の問題。金銭的なハードルですよね。

結論から言いますと、私の場合は約400万円かかりました。

私の場合は古い空き家だったということもあったので、どうしても人が住むに当たって安全上の問題や利便性の問題で直さないといけないところがあったからです。

費用を抑える為に極力自分で出来ることは自分でやりましたが、それでも当初予想していたよりも費用が掛かりました。

ただ、初期投資に関しては実際どこまで自分がこだわるか?でかなり差が出てくるところです。

部屋の家具一つでもこだわれば何十万円もしますし、こだわらなければ極端な話、貰い物なんかをそのまま使ってもいいわけですよね。

それこそメルカリやアッテ、ツイッター、ヤフオクやジモティーなんかを活用すればかなり予算を抑えることができるでしょう。

知り合いから不要な家具や食器なんかも貰えたらタダです。

こだわりを実現するためにどこまでお金をかけるか?は実に悩ましいところです。

ただ、この悩んだりする時間も結構楽しかったりするんですけどね(笑)

また、シェアハウスの運営にあたって必要になりそうな物はどんなに細かい物でも考えつく限りリストアップして紙やノートに書き出してみましょう。(パソコンでもいいです。)

頭の中に考えているイメージを文章化して見えるようにすることは大切ですからね。

たとえ金額の小さい物でも積み重なれば結構な金額になるものです。

多少の誤差は仕方ありませんが、少しでも必要になるお金の見通しは絶対に立てておいたほうが良いです。

3.住民の募集とハウスルールについて

シェアハウスができたら次は住人を探さなければなりません。

というか募集してもすぐに住人が決まるとは限らないので、シェアハウスが完成する少し前ぐらいから募集をかけてもいいと思います。

予想よりも早く入居希望者から問い合わせがあった場合は内覧という形で工事中の物件を見せても良いでしょう。

実際に何度かあってコミュニケーションを取ったほうがお互いにどんな人かわかるので、実際に物件に入居した際にトラブルが起きにくいと思います。

住人を探す方法はたくさんあります。

シェアハウスのホームページを作って住人を募集したり、不動産屋さんにシェアハウスの物件情報を載せてもいいですね。

ツイッターやフェイスブックで住民を募集してもいいと思います。

こちらが想定している入居者の年齢層に合わせて使い分けるのが良いかと思います。(例えば若い人に来てもらいたければツイッターに力を入れるなど)

シェアハウスによっては期間を区切って募集をかけたり、イベントや内覧会を開いたりしてるところもありますね。

入居者意外の地域の人や外部の人を呼んでパーティーをしたりするところもあるみたいです。

私の場合は一応シェアハウスのホームページも作成しているのですが、実際はあまりホームページからの入居の申込みや問い合わせはないんですよね。

確かにホームページを見てシェアハウスに見学に来てくれる人は一定数いるんですが、入居が決定する割合はそんなに高くないですね。

やっぱりイメージと実際に見た時のギャップは良くも悪くもあると思います。

そのための見学なんですけどね。

私の物件の場合は、誰かの紹介というパターンで入居が決まることが多いですね。

これは物件のよると思います。

そして住人が決まってきたらハウスルールを作ったほうが良いでしょう。

ハウスルールがないシェアハウスもあるのでしょうが、ハウスルールがあるシェアハウスのほうが一般的でしょう。

私のシェアハウスにもハウスルールがあります。

ハウスルールを作る際に他のシェアハウスのハウスルールをかなり参考にさせてもらいました。

シェアハウスによってはハウスルールを公開しているところも多いので、ひととおり有名なシェアハウスのハウスルールなどを見てみるといいでしょう。

あまりにガチガチにルールを決めてしまうと住人にとって不便に感じる場合もあります。

かといってルールが自由過ぎるとカオスな空間になってしまう恐れがあるので難しいところです(笑)

ハウスルールは住人同士がお互いに快適に暮らすために作るものだと思います。

よく考えて作り、場合によっては住人同士で話し合ってルールを追加したりしてもいいかもしれません。

まとめ

いかがでしょうか?

ここまで読んでみて

「やっぱりシェアハウスをやるのはやめよう」

「なんかめんどくさそう」

と感じませんでしたか?

でも大丈夫です。

確かに大変なこともありますが、楽しいこともたくさんあります。

本当にやってみたいという気持ちがあれば必ず実現することができると思います。

ひとことにシェアハウスと言ってみても様々なシェアハウスがあると思います。

もしこれからシェアハウスを始めてみよう!と思っている人がいたらこれらのことを参考にしてみてください。

もちろんここに書かれていることが絶対的なことではありません。

もっと良い方法もあると思います。

私もこれから色々な経験やトラブルがあると思いますし、日々勉強の毎日です。

私の経験がこれからシェアハウスにチャレンジしようとしている人の役に立てれば幸いです。

それではまた。